ピザ窯の作り方
《良いコンディションを保つ》
屋根をかけ、窯を雨と露から守り、しかも見栄えも美しくしたい。
木工家の遠藤氏にご協力を願った。
振動ドリル、レンガ割り機はレンタル。
《耐火煉レンガ購入するも》
ホームセンターに出向く、、、。
フランス製耐火レンガに決定する、、、。
もちろん、ヨーロッパはレンガの文化、、、。
その魅力的で美しい風合いと色にほれた。
後日ボイラーのスペシャリスト、今澤さんのアドバイスをいただいた。
購入した耐火レンガはガーデニング用との事。
窯の温度に耐えられないはず、望ましくは、日本製のSK32を要所に配置する事を勧めるとのありがたいアドバイス。
《耐火モルタル》
仕事柄セメントの知識は多少持ち合わせているつもり。
しかし、耐火モルタルは別物。
粘りが強く、しかも硬化に時間がかかる。
接着面を厚塗りするとひび割れが入る等経験の無い事ばかり、製作中は、不安が募り心細くなる。
《窯に火が入った瞬間》
耐火モルタルの全ての不安からとき放された。
レンガの目地は強く焼きしめられ、Forno全体が一つの固い個体に変貌した。
正に目からうろこ、、、。
《このアトリエを囲む》
小高い山や丘。
木々の間からこぼれくる光と風が、日頃の生活で生じるきしみをそれとなく、やわらげてくれる。